2025.6.30
【CLTを用いた自社社員寮が完成】
荻野建設㈱では、CLTを活用した自社社員寮が完成致しました。本建物は水平構面にCLTパネルを利用した木造軸組工法2階建てとなります。
東京オリンピックで隈研吾氏の手掛ける新国立競技場「杜のスタジアム」の”木”を取り入れたことから木材の温かみのある良さなどが見直され、近年、住宅部門にも注目を浴びるようになりました。
CLTは、ひき板(ラミナ)を並べた層を板の方向が直交するように重ねて接着した大判パネルです。1990年代中頃からオーストリアを中心として発展して、世界各国で急速な広がりを見せています。日本でも木造在来工法、鉄骨造、RC造に替わる新しい構造体として注目を浴びており、国産材の有効活用の切り札として、官民一体となって急速な発展を遂げている新しい建築材料です。
また、CLTを活用することは、持続可能な開発目標(SDGs)に対する取組の一環としての一つでもあります。日本には森林資源と木材は、まさに『持続可能な』資源です。今後のCLT建築への取組が、建設・木材需要の促進と、日本の林業の未来に繋がって頂けるよう努力していきます。
事務所、施設建築、アパート、戸建等様々な建物でご提案が可能ですので、是非CLTご検討の際は当社までお問い合わせ下さいませ。
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日本CLT技術研究所によるメディア記事