設計スタッフ日記 設計スタッフ日記
隠し物 2007年04月04日

2007年4月4日(吉住)
こんばんわ!!
4℃を『読んで欲しい』と勘違いし
て会話をし続けていた吉住です。
今週末は会社でお花見がります。そんでもって
日曜は仲間とお花見をします。いや~お腹の出が
気にはなりますが楽しみです(^^)
さて話は変わりますが先日、テレビで仏像彫刻的な番組を
最後まで見てしまいました。まさか自分でもそこまで仏像に
感心があるとは思いもしませんでしたが見てしまったのです。
鎌倉時代?か室町時代?かの仏像を修復した時に、見た目は
衣をまとった仏像でしたが中にもう一体、裸のお地蔵さんが隠れ
いたのを発見した!みたいな内容でした。なんかこう、心がワクワク
する感じになりむかし建築の授業で聞いた話を思い出しました。
東大寺の門の梁の上に大工道具の『炭つぼ』が見つかった。という
話で門を建てた大工が忘れてしまったのか、それともワザとそこに
置いていったのか、疑問は深まりますがその時もなんかワクワクして
自分の家を建てる時にはなんか残るような物を隠して置いてやろうかと
思ったものです。孫の孫のそのまた孫が新たに家を建てるときに発見し
てくれたらなぁ~なんて想いです。
話は長くなり何を伝えたいのか分からなくなりましたが問題なのは
私の建てた家がそんなに長持ちするのか!!ってことと孫ぐらいで
建て替えされるのでは!!ってことです。挑戦はしますけどね。。。
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コメント
炭つぼ?墨つぼでは?
最近よく建築雑誌やテレビを見るのですが、今の建物はとても孫の代まではもたないって聞きますがそうなのですか?
昔の建物は木の特性を最大限に生かした使用方法をしていたが最近は貼り合わせた材料を使用しているので木の特性は生かされてないのではないのですか?杉の家とか無垢材(?)とか流行っているようですが本当の木の特性は生かされていないのでは?珪藻土っていうのも本当は体に悪影響もあるようですね?
この前読んだ雑誌に書いてありました。本当なのでしょうか?
私が思うのですが、建物が3~4ヶ月で出来るっていうこと自体長い目でみたら悪影響のように思います。なぜ建設会社は急いで作るのですか?いくらお客さんが早くして欲しいと要望しても悪いものは悪いって言えないのでしょうかね。コンクリートも十分日数がたってからじゃないと枠は取ったらだめみたいですね。役所仕事だと検査をしっかりして、個人仕事になると検査もしない場合があるって聞きましたがそうなのですか?吉住さんはどう思いますか?素人考えで恐縮なんですがよかったら教えてください。
投稿者 Anonymous : 2007年04月04日 22:53
こんばんは!!
たくさんのコメントありがとうございます。
久しぶりにコメントを頂いたので嬉しかったです。
(最近あんまり日記を書いてなかったのでしょうがないですね(^^;))
さて本題に入ります。まず住宅は孫の代まで保つのか?とのことですが、木造住宅の耐久年数はおおよそ50年程度だと言われていますので30代で建てれば孫が成人になるまではなんとか保つかと思います。おおよそとか程度で言っているのは地域によっての気候が違うのと構造によって変わってくるからです。木造住宅にとって水・湿気が耐久性に悪影響を与えるといえこれを発生させないことが家を長持ちさせる事だと思います。またやっぱりなんといっても『おそうじ』だと思います。最近では内装に木材を使用した住宅は増えてきていますが木の柱や梁に長年ホコリが蓄積されれば当然、ダニ等の害虫のエサになり木材を傷めることになります。オーバーになるかもしれませんが『家のメンテナンス』をすることでこれもまた、家を長持ちさせる事に繋がると思います。
また、建築後100年以上たっても今だにどっしりとした存在感を持ち、また美しい姿をとどめている古い民家を雑誌やテレビや実際目で見る機会があります。先ほど50年程度と言っていたのになぜ?と思われますよね。その秘密は『古い生活様式と木』にあると聞いたことがあります。昔の家では囲炉裏やかまどから毎日欠くことなく煙が立ち昇っていました。この煙が柱や梁を燻し上げて木を通常以上の耐久性を持たせているというのです。
この煙の効果でもともと木が持っている防虫・防腐作用をより強力な物にしているそうです。
昔と現在、家の造りも住む人間の生活習慣も変わってきましたが『そうじ』をする事で孫の代まで引き継いでいけるのではと私は思います。
さて、他にも『珪藻土』・『工期』・『検査』の質問を頂いておりましたが一つ一つが長くなりそうですので今後、日記のほうで一つずつ私の思いを喋らされてもらいますので今日の所はこのへんで!!
あっ!最後になりましたが「墨」を「炭」と間違った漢字を書いて申し訳ありませんでした。どうも想いのままに日記を書いて、読み直しをしない悪い癖がでてしまったようですm(_ _)m。
投稿者 吉住 : 2007年04月06日 19:31
ご丁寧な返事ありがとうございます。とても参考になりました。今の家で50年はほんとにもつでしょうか?10年くらいでコーティングも剥がれてきて雨漏りとかが多くならないですか?最近の家はやたらとコーティングばかりに頼っていて昔の知恵を生かしていないように思います。
くだらないことを聞いてみますが法隆寺はどうして長持ちしていると思いますか?
投稿者 Anonymous : 2007年04月06日 22:52
こんばんは!
私には昔の知恵を生かす!と言われてもあまりピンときません。今の技術は昔の職人達の技術の上になりたっていると思うからです。
コーキング材及びシーリング材を使用するのも昔と違って瓦や木材だけではなく多種の製品を使用するのでどうしても必要になってきます。耐久性はおっしゃるとおり10年程度(さまざまな種類・施工方法で多少は変わります)です。
ここで前回いいました『メンテナンス』が重要になってくると思います。自分の家は生活のパートナーだと私は思うのです。長年一緒に暮らしてゆくのですからたまには『メンテナンス』しキレイにしてあげることで長持ちすると思います。
法隆寺の事は授業でならった事があるくらいで実際に見た事はありません。一度は見に行きたいですし、定年を迎えた父の趣味はお寺巡りなもんで(^^;)
さて法隆寺って聞くと頭をよぎるのがやはり『五重塔』ですかね。
築後1300年ですよ。なんたって現在世界最古の木造建築物ですからね。
法隆寺に使われている木材は全てヒノキだそうで中心にある心柱は樹齢2000年以上だそうです。ということは2000年生きた木が法隆寺の建材に使われさらに1300年以上あるということは驚かされます。
木造建築物なのに1300年もなぜもつのか?大工の技や風通りの良い設計などさまざまな要因はありますが私が思うにやっぱり『メンテナンス』をしているからです。
法隆寺っていっても建物はいっぱいあるので全ての修理で五重塔を修理したかはわからないのですが、慶長大修理・元禄大修理・昭和大修理を行ったそうです。このメンテナンスを行ったことで今日まで美しい姿を保っていると思います。
投稿者 吉住 : 2007年04月07日 17:52
なるほどなるほどです。毎回親切な返事に感謝感謝です。ありがとうございます。
メンテナンスですか・・・個人的にメンテナンスっていうのがどうもしっくりこないもので。
私が思うになぜ長持ちしているかというと木の癖や特性を最大限に生かしてるっていうのと大工さんの技術につきますね。
今の住宅をメンテナンスをこまめにしていれば長持ちしますかね?具体的にどんなメンテナンスを行えばいいのでしょうか?
ヒノキって日本と台湾にしかないって本当ですか?ヒノキって強い木なんですね。
大工さんとみや大工って具体的にどう違うんですか?
投稿者 Anonymous : 2007年04月07日 20:21
こんばんわ!!
いろいろと疑問や質問があるようですね(^^)
自分なりの回答をしたいのですがなかなか返事ができなくて
すみません。
と!いうことで今晩も『一休み、一休み』(一休さん風)ということでまた後日に書かさせて頂きます。
投稿者 吉住 : 2007年04月10日 20:40
面倒であれば返事してもらわなくてもいいですよ。私の個人的な疑問に答えてるほど暇じゃないでしょうし。本当にすみませんでした。
投稿者 Anonymous : 2007年04月10日 23:27
こんばんは!!
そうはいっても日記を書く時間を作れない私の力不足なんですが…。
○メンテナンスについてですが、点検も重要だと思うので季節の
変わり目(夏前、台風の季節前、雪が降りだす前、冬が終わり春になる頃)に
点検してみるのがいいです。特に屋根や外壁ですかね。
外壁は、風雨にさらされ、紫外線を常に受けるなど、かなり過酷な条件のもとにあります。
塗装をした外装材の場合は、表面を手で軽くこすってみて、塗料などの粉が手に付くようなら劣化がおきている状態、こういった症状が現れたら、早めに塗り替えなどが必要です。また、外壁にひび割れ(亀裂)やシミ、剥がれがあると劣化がかなり進行しているので、できるだけ早い時期に補修を依頼しておいたほうがよいでしょう。ひび割れも亀裂が小さいものは、ホームセンターなどで販売されているスプレータイプの防水剤をかけておくか、市販のコーキング剤を埋め込んでおくなどの、応急処置があります。しかし、どちらも専門業者による処置までのつなぎだと考えてください。
屋根も外壁と同様に、厳しい条件下にあります。しかし、屋根に上るのはとても危険なので、下屋など、バルコニーや窓から眺められる範囲で判断してください。(幼少の頃、親父が屋根の上で瓦を直しているのを見てヒヤヒヤしたもんです。)屋根材が瓦や彩色スレートの場合は、屋根材が割れていたり、ずれている箇所がある場合は、できるだけ早めに対応する必要があり専門業者に依頼してください。
また、庭がある場合等、家の周りをキレイに保つ(おそうじ=自分で出来るメンテナンス)ことも家を長持ちさせることにつながると思います。
○ よく御存知ですね!ヒノキは日本と台湾にのみ分布しています。日本では本州中部(福島県)から九州まで分布しています。日本では樹齢450年ぐらいが最高で台湾では樹齢2000年以上のヒノキがあるそうですよ。
○宮大工は神社仏閣などの木造建築を専門にしている大工さん。また文化財の解体修理や修復を行うこともあり、数百年先まで残る歴史的な構造物に関わる仕事をされています。そのため、高度な技術が必要とされるだけでなく、考古学や地質、土壌まで幅広い知識が必要となるんですよ。とは言っても私には宮大工さんの知り合いがいないんで私の知っている範囲でのお話しです。
大工さん。え~と、昔ながらの日本の住宅建築をやる『在来工法の大工』。皆さんのイメージする大工さんです。
それと、外国から入ってきた2×4(ツーバイフォー)工法の大工さん。2×4では、骨組みを建てる『フレーマ-』と内装を仕上げる『内装大工』と二つあります。なかには両方やる大工さんもいます。
あとは、RC(鉄筋コンクリート)造のコンクリートの型枠を造る『型枠大工』。
RCや鉄骨の建物の内装を専門でやっている『内装専門の大工』などなど、いろいろあるんですよ。
なかなか短くまとめられなくて長文になりましたがご参考までにm(_ _)m
投稿者 吉住 : 2007年04月11日 19:01
忙しい中ご返事していただきありがとうございました。とても参考になりました。
・ツーバイフォーって聞いたことはあるのですがどのようなものなんですか?
・メンテナンスの話しですが外壁とか屋根って補修するのに費用がかかると思うのですが何年間は保証とかってあるものなんですか?昔ながらの家ならそんな補修工事やってないように思うのですが???
・宮大工さんていうのはふつうの民家はやらないのですか?
よければ教えてください。プロの人に聞けてとても参考になります。
投稿者 Anonymous : 2007年04月11日 21:43
お久しぶりです!!
さて、早速ですが返事をさせて頂きます。
・過酷な気候条件の多いアメリカで生まれたのが『ツーバイフォー工法』です。
ツーバイフォー工法の日本での正式名称は『枠組壁工法』と言います。
「ツーバイフォー」という名前の由来は、基本構造材として「約2インチ×約4インチ」の木材が主に使用されていることからなんです。
ツーバイフォー工法では2×4材を中心に6種類の規格材が主に使用されています。
これは規格の統一による大量生産とコストダウン、現場での汎用性、そしてシンプルな構造システムの実現に大きなメリットがあります。
日本の住宅の在来工法(木造軸組工法)が、柱や梁といった軸組材(線材)で支える構造であるのに対し、パネル状に組まれた木材に構造用合板を張った壁や床で支えるのが特徴です。
一方で、壁が構造上重要な位置を占めるため、窓や扉等の開口部を拡大したり増設したりするような大規模なリフォームはできないデメリットもあります。
耐力壁線と呼ばれる壁で囲まれた空間を構成していかなければならない為、間取り、部屋の大きさ、窓の位置、大きさ等、ある程度の制限を受けることとなります。
・屋根・壁については使用する商品によってまちまちですが約10年間の製品保証はあるようです。また、法律でも新築住宅をお客様に引き渡してから10年間、構造耐力上主要な部分又は雨水の浸入を防止する部分については責任を業者が負わなければならないと定めています。これが『住宅の品質確保の促進等に関する法律』、【品確法】とよばれるものです。これはややこしいのでとばさせてもらいます。
私の家は祖父の代に建ちましたが、瓦の葺き替えや、外壁の張り替えはしましたよ。もちろん費用も発生しました。
・宮大工が一般の住宅を建てるってのは聞いたことがありませんね。宮大工の『棟梁』は現在では50人前後といわれておりますし、ないと思います。
投稿者 吉住 : 2007年04月17日 19:36
毎度毎度ご丁寧なご回答ありがとうございます。
構造用合板ってどんなものなんですか?
投稿者 Anonymous : 2007年04月18日 22:09
こんにちは!
とりあえず合板ですが薄い板を木の繊維方向が
一枚ずつ直交するように貼り合わせて作った板です。
構造用合板は合板よりも強度があり建築物の構造体力上主要な部分に使用する住宅専専用に作られた建築資材です。
投稿者 吉住 : 2007年04月21日 08:51
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